Raspberry Pi 3 B+


Raspberry Pi 3 +Bを使ってルービックキューブソルバーロボットの製作

VNCビューアを導入してRaspberry Piと新しい接続を確立します。


今後、Raspberry Piとの接続は、VNCビューアを使って行います。


  VNCビューアの導入


1.次のサイトからVNCビューアをダウンロードします。    https://www.realvnc.com/en/connect/download/viewer/」

(1)OSを選択し、ダウンロードボタンをクリック

2.ダウンロード後、インストールし、起動します。
(1)次の起動画面が表示されます。


(2)「File」から「New connection…」をクリックすると次の画面が表示されます。


(3)「VNC Server:」にRaspberry PiのIPアドレスを入力します。
 「Name」にはcubotino と入力します。(適当でよい)

(4)「OK」をクリックすると次の警告画面が表示されます。「Continue」ボタンをクリックします。

  Raspberry Piに接続できないとこの警告画面は表示されません。

(5)Raspberry Piに接続され、Raspberry Piのデスクトップ画面が表示されます。



(6)「Welcome to Raspberry Pi」画面は、Raspberry Piを初めて起動したときに表示されます。
 「Next」ボタンをクリックして設定を完了してください。次回からは表示されません。
  ・国を設定する
  ・パスワードの変更。今回の場合、再び「raspberry」
  ・セットアップ画面の設定….スキップ
  ・WiFiの設定….スキップ
  ・アップデート….スキップ


  インストールされたファイルの確認


1.画面上のフォルダマークをクリックして、インストールされたファイルを確認してください。


2.「cubotino」フォルダに、ロボット関連の全てのフォルダとファイルが含まれます。
 (以降全て7月版です。8月版は若干異なります。)


3.上図の「src」フォルダには、ロボット固有のファイルが全て含まれています。


(1)「twophase」フォルダに、kociembaソルバーのルックアップテーブルが含まれています。
(2)「install」フォルダには、bashファイルsetup.shが含まれています。このファイルは今後使用しません。

4.上図(2)の「doc」フォルダには、PDFファイル「How_to_make_CUBOTino_autonomous_robot」が入っています。


5.上図2.の「stl」フォルダには、3Dプリンター用のstlファイルが入っています。


 3Dプリンター用のstlファイルは、以下からも直接ダウンロードできます。
   https://www.instructables.com/CUBOTino-Autonomous-Small-3D-Printed-Rubiks-Cube-R/?utm_source=newsletter&utm_medium=email




  コマンドライン「LXTerminal」を使用


今後、コマンドラインを使用するときには、Raspberry Piの「LXTerminal」を使用します。

1.画面左上の「LXTerminal」マークをクリックして、起動します。


2.「LXTerminal」画面が開き、ルートタイプがpi@cubotino:~ $ になっています。

3.これ以降、コマンド入力は「LXTerminal」を使用します。




  Raspberry Piのシャットダウン


1.「イチゴマーク」、「ログアウト」、「Shutdown」の順にクリックしてシャットダウンします。


2.「Shutdown」をクリック後、パスワード「raspberry」を入力して、シャットダウンします。





  今後のRaspberry Piとの接続


1.Raspberry Pi起動後、VNCビューアを起動すると次の画面になります。


2.名称cubotino のRaspberry Pi画面をダブルクリックすると、接続されるようになります。