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名前の由来は、冬季クリスマスの時期にバラのような花が咲き始めることに由来しています
「追憶」、「私を忘れないで」が花言葉で、他の花が枯れてしまっている早春にうつむき加減の
愛らしい花を咲かせるのは、まさに「私を忘れないで」と言っているように思います。
一口にクリスマスローズといっても、現在では多種多様な花が育成されています。
多年にわたり交配されているため、同じ花を交配し育成しても先祖代々の花の形質から違った花が
咲きます。これが「Only One」といわれる所以です。
我が家で咲いた上の写真もクリスマスローズのほんの一部でしかありません
クリスマスローズの育成は、他の花々のように「秋に種をまき次の年の春には花が咲く」
というようにはいきません。種を蒔いてから花が咲くまで3年近い年月が必要です。
そのためどんな花が咲くのか楽しみにしながら大事に育てていくことになります。育てるにも根気がいりますね。
クリスマスローズは、もともと北欧の産ですので寒さには強いが高温多湿には弱いです。
日本の夏の時期には向かないので育てるのには注意が必要です。また、直射日光に当たりすぎると
葉やけを起こしたり、水のやりすぎで根腐れを起こしたりもします。手間がかかりますが、その分、
どんな花を咲かせるのか楽しみが増大します。
種まき後、5か月~半年くらいでで双葉の小さな芽が出てきます。
芽吹き後、およそ数か月から半年くらいで葉茎が育ち、ポリポット鉢に移植した様子です。
次の半年くらいで2~3茎の葉が育ち、やっと苗らしくなります。
芽吹き後、1年半くらいで、葉の数も増えてきます。
芽吹き後、2年後くらいです。二回り大きい鉢に植え替えてやります。
芽吹き後、2年半くらいです。その後半年くらいで、上の写真のようにやっと花が咲きます。
今までに失敗した事柄から学んだことを記しておきます。
・種を蒔く前に、充分消毒をしておくことが大切です。ベンレート消毒液に半日くらい種を浸けてから
植えないと、種にカビが生じ発芽しません。
・発芽した苗をポット鉢に植え替えたものは、6月上旬ころまでは日当たりのよいところに置きますが、
それ以降は、直射日光のあたる場所は避けた方がよいです。葉焼けを起こす苗が出てきます。
半日陰の涼しいところに置く方がよいようです。
・夏場は、一番神経を使いますね。直射日光は避け、水のやりすぎは根腐れを起こします。
害虫にも注意が必要です。若葉の裏は要注意です。
クリスマスローズを育成するうえで、とても参考になったサイトがあります。WAKAIZUMI FARMさんのホームページです。
分からないことがほとんど書かれていました。
関心のある方は参考にしてみてください。
クリスマスローズの育て方・ガーデニング園芸